A-Lab Exhibition Vol.14

それぞれのリアル  

大洲大作、川崎誠二、小林哲朗、品川美香、三枝愛による「それぞれのリアル」と題した展覧会を開催します。映像・木彫・写真・洋画・インスタレーションといったそれぞれのジャンルで表現された作品から、5人の作家の“リアル”を感じていただけたらと思います。本展は夏休み期間でもあり、食べ物等を本物そっくりに表現した木彫り作品や実際の電車の窓枠を用いた映像作品、ドローンで撮影した写真等、お子様にも楽しめる内容となっています。また、出展作家によるワークショップも実施します。

 

 大洲 大作(おおず だいさく)

1973年、大阪市生まれ。写真をメディウムとし、風景に営為を見る。近年は、列車の「車窓」を材に取ったインスタレーションを発表。現在、青森県立美術館で開催中の「めがねと旅する美術展」にも出展中。www.oozu.info
 
▼《光のシークエンス – Trans / Lines》2017年
《光のシークエンス – Trans / Lines》2017年

川崎 誠二(かわさき せいじ)

1984年、静岡県生まれ。2014年夏、姪の工作を手伝い『木彫りのトースト』を制作。制作の様子をTwitterに投稿したところ話題になり各種メディアで取り上げられる。写実的な木彫りやユーモラスでかわいげのある木彫りなどを制作。写実的な作品では物を見ること・認識することをテーマにしている。

▼《木彫りの厚切りトースト》2018年

《木彫りの厚切りトースト》2018年

 小林 哲朗(こばやし てつろう)

1978年、尼崎市生まれ。主に工場、巨大建造物、地下空間、廃墟など身近な異世界をテーマに撮影。その他ドローンによる空撮、ポートレート、学校写真も手掛けるなど、ジャンルを問わず幅広く撮影をしている。200 Best AD Photographers Worldwide 18/19に選出される。

▼《JXTGエネルギー和歌山製油所》2016年

《JXTGエネルギー和歌山製油所》2016年

 品川美香(しながわ みか)

1988年、熊本県生まれ。京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術表現専攻修士課程修了。

▼《How to Be Good》2016年

《How to Be Good》2016年

三枝 愛(みえだ あい)

1991年、埼玉県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修士課程修了。ものに込められた意志を預かっている。

▼参考図版《庭のほつれ》2018年

参考図版《庭のほつれ》2018年

 会 期:平成30年7月28日(土)~平成30年9月17日(月)

休館日:火曜日

時 間:(平日)午前11時~午後7時、(土・日・祝日)午前10時~午後6時

会 場:あまらぶアートラボ(尼崎市西長洲町2-33-1)

入場料:無料

関連イベント:◆アーティスト・トーク
       日時:8月25日(土)午後2時~午後4時
       定員:先着30人

       ◆ワークショップ
       お申込みは、あまらぶアートラボ(06-7163-7108)へ
      (1)山の日ワークショップ「かたちの先を想像する-しいたけの木-」
       日時:8月11日(土)午後2時~午後4時
       定員:先着10人 ※小学3年生以下は保護者同伴で

      (2)360度写真で、新しいまちの魅力を楽しもう!
       日時:8月19日(日)午前10時、午後3時、午後6時の3回
       定員:先着各10人 ※小学3年生以下は保護者同伴で

      (3)①木彫りブローチを作ろう!②木彫りの箸置き作り(唐辛子or枝豆) 
       日時:8月26日(日)①午前10時~午後1時、②午後2時半~午後5時半
       定員:先着各10人 ※小学5年生以上が対象

主催:尼崎市

協力:ベイ・コミュニケーションズ


 

A-Lab Exhibition Vol.15 
尼崎城プロジェクト関連企画
「時代とあそぶ たびする つくる」山本太郎展
1 趣旨
 この度、あまらぶアートラボ「A-Lab」(えーらぼ)では、尼崎城プロジェクト関連企画として「時代とあそぶ たびする つくる」山本太郎展を開催いたします。山本氏は、これまで、日本画の技法で現代の風俗が融合した絵画、日本画ならぬ「ニッポン画」を提唱し、制作しています。「ニッポン画」制作とともに、ここ数年、教員として赴任していた秋田や出身地熊本、京都等日本各地を移動し、旅をしながら、その地域その地域に根ざしたプロジェクトを展開しています。本展ではそんな山本が、地域や企業と取り組んできたプロジェクトを通じて、その場所や住む人への思い、流れていく時間などとアートがどのように関わり、繋がっているのかを紹介します。
 また、本展は、現在市内で再建が進む尼崎城が、歴史的な建造物を現代的に楽しむ“お城”で、「時代をあそぶ たびする つくる」にも通じることから、尼崎城プロジェクト関連企画としても位置づけています。
 
2 概要
会 期:平成30年10月6日(土)から平成30年11月25日(日)
会 場:あまらぶアートラボ「A-Lab」(えーらぼ) 尼崎市西長洲町2-33-1
時 間:(平日)11時~19時 (土・日・祝)10時~18時  ※火曜日休館
入場料:無料
出展者:山本太郎
問合せ:尼崎市シティプロモーション事業担当(土日除く8時45分から17時30分)
    電話 06-6489-6385  FAX 06-6489-6793
主 催:尼崎市 
協 力:秋田ケーブルテレビ、イムラアートギャラリー、芸艸堂、男のきもの えいたろう屋、株式会社せん(あきた舞妓)、株式会社髙島屋、株式会社チューブロック、上小阿仁村、観音宗本山 吾彦山大聖観音寺(あびこ観音)、ベイ・
コミュニケーションズ、宮川真一、八木沢番楽保存会、有限会社りす(50音順、敬称略)
 
3 展示内容
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  プロジェクト① 「アケオメリクリ」
 代表的作品の「清涼飲料水紋図」のデザインでホワイトキューブのギャラリーをクリスマスとお正月の象徴である紅白の空間に変えてしまったプロジェクトを新たにA-Labで展開する
 
 
p2.jpg プロジェクト② 「熊本ものがたりの屏風」
 出身地熊本で、震災で被災した襖表具材料店から捨てられる予定だった屏風の材料が救い出された。熊本に住む人の思い出の品を描き、屏風を復元したプロジェクトの全体像を紹介する
 
 
 
 
p3.jpg プロジェクト③ 「コラボレーションプロジェクト」
 近年、山本が手木版和装本出版社の芸艸堂、任天堂、男のきもの えいたろう屋や陶芸家・宮川真一さんとコラボレーションした版画、浴衣、茶碗などの作品を紹介
 ©Nintendo 山本太郎 2015
 
p4.jpg プロジェクト④ 「かみこあにプロジェクト ‐平成版八木沢番楽幔幕‐」
 秋田県上小阿仁村。ここで2012年から始まった芸術祭に初年度から参加している山本が、限界集落でもある地区に伝わる郷土芸能「八木沢番楽」のための新しい幔幕を制作。新旧幕を展示
 
 
p5.jpg プロジェクト⑤ 「KAMIKOANIプロジェクト ‐羽衣バルーン‐
 ④と同じく秋田県上小阿仁村で取り組んだプロジェクト。「羽衣バルーン」屏風とその屏風を使用した参加型のインスタレーションをA-Labで再現する
 
 
 
関連イベント
○「時代とあそぶ たびする つくる」作品探検ツアー
 出展作家の山本太郎氏とマリオとルイージが描かれた作品やバルーンを使った作品などの説明を聞きながら展覧会を回るツアーを実施する。
  日時:平成30年10月8日(月)14時から15時30分
  定員:先着10名
      対象:小学校6年生まで(小学校3年生までは保護者同伴)
申込方法:当日13時から会場にて受付
 
○アーティスト・トーク
 編集者・藤本智士さんゲストに迎えて、山本太郎さんと「時代とあそぶ 地域をくすぐる」をテーマにトークを行います。
  日時:平成30年10月20日(土)15時~16時30分
  定員:先着30名 申し込み不要
 
プロフィール
fujimoto.jpg藤本智士(ふじもと さとし)
1974年兵庫県生まれ。編集者。有限会社りす代表。雑誌「Re:S」編集長を経て、秋田県発行フリーマガジン「のんびり」、webマガジン「なんも大学」の編集長に。自著に『魔法をかける編集』(インプレス)、『風と土の秋田』『ほんとうのニッポンに出会う旅』(共にリトルモア)。イラストレーターの福田利之氏との共著に『いまからノート』(青幻舎)、編著として『池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)などがある。編集・原稿執筆した『るろうにほん 熊本へ』(ワニブックス)、『ニッポンの嵐』(KADOKAWA)ほか、手がけた書籍多数。ホームページhttp://re-s.jp / twitter @Re_Satoshi_F
 
 4 作家略歴
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山本太郎(やまもと たろう)
1974年熊本生まれ。2000年京都造形芸術大学卒業。京都造形芸術大学准教授。1999年に日本画ならぬ「ニッポン画」を提唱。日本の個展絵画と現代の風俗が融合した絵画を描き始める。近年は企業等と積極的にコミッションワークを行いキャラクターを使用した作品も多数制作している。その作風は現代の琳派とも評される。2015年京都府文化賞奨励賞受賞