A-Lab Exhibition Vol.9
「うごくコトはオモシロイ」
うごくことはとてもオモシロイ。子どもも、大人もオモシロイ。A−Labでの9回目の展覧会は誰もが楽しめる動くアートの展覧会です。物、色、音、光、影など、動く作品を制作している、原倫太郎さん、東田幸さん、米子匡司さんの3人が、それぞれの世界のインスタレーションを繰り広げます。
ゲームやCGなどのバーチャルなものではなく、現実の世界でシンプルな仕組みで純粋に動き続けるものは、繊細であり、力強くもあります。動きやその痕跡は面白さ、不思議さ、美しさなどを感じさせてくれます。
時は流れ続け、まちも人も動いている。動き続けていているアートをお楽しみください。
会期=2017年8月2日(水)~9月24日(日)
開館時間=(平日)11:00-19:00、(土・日・祝)10:00-18:00
休館日=火曜日 ※9月23日はイベント開催のため、19:00まで開館
入場料=無料
主催=尼崎市
協力=ベイ・コミュニケーションズ
【出展作家】
原 倫太郎、東田 幸、米子 匡司
【関連イベント】
・対談「うごきつづける、瞬間」
升田学(パフォーマー/アーティスト)×原倫太郎×東田幸
平成29年8月19日(土)14時半〜
ゲストに元維新派の役者で、パフォーマーであり、アーティストでもある升田学さんを迎え、原倫太郎さん、東田幸さんの3人によるトークを。
定員先着30人。申込不要。
・ワークショップ「スチロールボールをころがそう」
平成29年8月19日(土)10時半〜 講師:原倫太郎
自分だけの発泡スチロールボールを作って、ロープの上を転がします。
定員先着10人。小学校2年生以下は保護者同伴で。
申し込みは電話で尼崎市役所シティプロモーション事業担当へ。
・ライブパフォーマンス
平成29年9月23日(土)(祝)18時〜
出演: 米子匡司
自作楽器による米子匡司さんのライブパフォーマンスを。
申込不要。
【出展作家プロフィール】
原 倫太郎 Rintaro Hara
1973年生まれ、神奈川県出身。
Sandberg Institute修了(アムステルダム)
主に動力を伴った大型インスタレーションを制作。
【主な展覧会】
2016年「鉄道美術館展」川崎市岡本太郎美術館/神奈川
2016年 個展「上昇と下降」Ayumi Gallery Cave/東京
2017年「北アルプス国際芸術祭」/長野(原倫太郎+原游)
【主な受賞歴】
2004 「第7回岡本太郎記念現代芸術大賞展」(特別賞)
2008 「第11回文化庁メディア芸術祭(エンターテインメント部門奨励賞)」(原倫太郎+原游)
原倫太郎 | 上昇と下降 | 2016
東田 幸 Miyuki Higashida
1980年生まれ、兵庫県尼崎市出身。
2004年京都造形芸術大学 洋画コースを卒業後、公立学校での教職を経て、2017年京都造形芸術大学院 総合造形領域 修士課程修了。生活の中での普遍的なことで構成される作品を制作。自身を時間軸とともに変容する存在としてとらえ、存在が残した痕跡、その変化、時間などを手掛かりとしたものを表現している。
2003年 京展(入選)
2004年 卒業制作展(学科賞)
2017年 修了展(大学院賞/同窓会特別賞)
東田幸 | 痕跡 | 2017
米子 匡司 Tadashi Yonago
1980年生まれ、大阪府出身。
物理現象や電気を扱った自作楽器でのパフォーマンスや、音の展示を行う。近作は、電球をオシレーターに使った音楽作品《Lal》や、町の地図を元にフィールドレコーディングと演奏を組み合わせた《地図》シリーズなどがある。
SjQ、およびSjQ++メンバー、同グループにてアルスエレクトロニカ準グランプリを受賞
米子匡司 | Lal | 2016
会場風景