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A-Lab Exhibition Vol.15
尼崎城プロジェクト関連企画
「時代とあそぶ たびする つくる」
 山本 太郎展
 
 
この度、あまらぶアートラボ「A-Lab」(えーらぼ)では、尼崎城プロジェクト関連企画として「時代とあそぶ たびする つくる」山本太郎展を開催いたします。山本氏は、これまで、日本画の技法で現代の風俗が融合した絵画、日本画ならぬ「ニッポン画」を提唱し、制作しています。「ニッポン画」制作とともに、ここ数年、教員として赴任していた秋田や出身地熊本、京都等日本各地を移動し、旅をしながら、その地域その地域に根ざしたプロジェクトを展開しています。本展ではそんな山本が、地域や企業と取り組んできたプロジェクトを通じて、その場所や住む人への思い、流れていく時間などとアートがどのように関わり、繋がっているのかを紹介します。
また、本展は、現在市内で再建が進む尼崎城が、歴史的な建造物を現代的に楽しむ“お城”で、「時代をあそぶ たびする つくる」にも通じることから、尼崎城プロジェクト関連企画としても位置づけています。
 
 
 
  会期=2018年10月6日(土)から2018年11月25日(日)
開館時間=(平日)11時~19時、(土・日・祝)10時~18時
 休館日=火曜日
 入場料=無料
 出展者=山本 太郎
 問合せ=尼崎市シティプロモーション事業担当(土日除く8時45分から17時30分)
     電話 06-6489-6385  FAX 06-6489-6793
 主催=尼崎市 
 協力=秋田ケーブルテレビ、イムラアートギャラリー、芸艸堂、男のきもの えいたろう屋、株式会社せん(あきた舞妓)、株式会社髙島屋、株式会社チューブロック、上小阿仁村、観音宗本山 吾彦山大聖観音寺(あびこ観音)、ベイ・コミュニケーションズ、宮川真一、八木沢番楽保存会、有限会社りす(50音順、敬称略)
 
 
 
【関連イベント】
-「時代とあそぶ たびする つくる」作品探検ツアー -
 出展作家の山本太郎氏とマリオとルイージが描かれた作品やバルーンを使った作品などの説明を聞きながら展覧会を回るツアーを実施する。
  日時=2018年10月8日(月)14時から15時30分
  定員=先着10名
      対象=小学校6年生まで(小学校3年生までは保護者同伴)
申込方法=当日13時から会場にて受付
 
-アーティスト・トーク-
 編集者・藤本智士さんゲストに迎えて、山本太郎さんと「時代とあそぶ 地域をくすぐる」をテーマにトークを行います。
  日時=2018年10月20日(土)15時~16時30分
  定員=先着30名 申し込み不要
 
 
 
 
【ゲストプロフィール】

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藤本 智士 Satoshi Fujimoto
1974年兵庫県生まれ。編集者。有限会社りす代表。
雑誌「Re:S」編集長を経て、秋田県発行フリーマガジン「のんびり」、webマガジン「なんも大学」の編集長に。
自著に『魔法をかける編集』(インプレス)、『風と土の秋田』『ほんとうのニッポンに出会う旅』(共にリトルモア)。イラストレーターの福田利之氏との共著に『いまからノート』(青幻舎)、編著として『池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)などがある。編集・原稿執筆した『るろうにほん 熊本へ』(ワニブックス)、『ニッポンの嵐』(KADOKAWA)ほか、手がけた書籍多数。
 http://re-s.jp

 

 

【出展作家プロフィール】

 
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山本 太郎 Taro Yamamoto
 
1974年 熊本生まれ。
2000年 京都造形芸術大学卒業。
 
京都造形芸術大学准教授。1999年に日本画ならぬ「ニッポン画」を提唱。日本の個展絵画と現代の風俗が融合した絵画を描き始める。近年は企業等と積極的にコミッションワークを行いキャラクターを使用した作品も多数制作している。その作風は現代の琳派とも評される。2015年京都府文化賞奨励賞受賞

 

 

【展示内容】

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プロジェクト① 「アケオメリクリ」
代表的作品の「清涼飲料水紋図」のデザインでホワイトキューブのギャラリーをクリスマスとお正月の象徴である紅白の空間に変えてしまったプロジェクトを新たにA-Labで展開する

 
 
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プロジェクト② 「熊本ものがたりの屏風」
出身地熊本で、震災で被災した襖表具材料店から捨てられる予定だった屏風の材料が救い出された。熊本に住む人の思い出の品を描き、屏風を復元したプロジェクトの全体像を紹介する

 
 
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プロジェクト③ 「コラボレーションプロジェクト」
近年、山本が手木版和装本出版社の芸艸堂、任天堂、男のきもの えいたろう屋や陶芸家・宮川真一さんとコラボレーションした版画、浴衣、茶碗などの作品を紹介
 ©Nintendo 山本太郎 2015


 
 
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プロジェクト④ 「かみこあにプロジェクト ‐平成版八木沢番楽幔幕‐」
秋田県上小阿仁村。ここで2012年から始まった芸術祭に初年度から参加している山本が、限界集落でもある地区に伝わる郷土芸能「八木沢番楽」のための新しい幔幕を制作。新旧幕を展示
 
 
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プロジェクト⑤ 「KAMIKOANIプロジェクト ‐羽衣バルーン‐
④と同じく秋田県上小阿仁村で取り組んだプロジェクト。「羽衣バルーン」屏風とその屏風を使用した参加型のインスタレーションをA-Labで再現する
 
 
 
 
 
  

 

 

会場風景

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