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A-Lab Exhibition Vol.18
新鋭アーティスト発信プロジェクト
「A-Lab Artist Gate 2019」

 この度、あまらぶアートラボ「A-Lab」(えーらぼ)では、若いアーティストを応援するプロジェクトとして、新鋭アーティスト発信プロジェクト「A-Lab Artist Gate 2019」を開催します。本プロジェクトは今後活躍が期待される若手アーティストによるグループ展です。今春、大学を卒業か、大学院を修了した方を対象に、アーティストとして次のステップに進もうとしている作家をA-Labのアドバイザーに推薦いただきました。

A-Labのコンセプトのひとつ、「若い人の夢とチャレンジを応援する」を具体化するプロジェクトとして、本展覧会が本格的な作家活動の一歩となり、大きく羽ばたいてくれることを期待しています。

 

  会期=2019年5月25日(土)-2019年7月7日(日)
開館時間=(平日)11:00-19:00、(土・日・祝)=10:00-18:00
 休館日=火曜日
 入場料=無料
  主催=尼崎市
  協力=キヤノン株式会社、ベイ・コミュニケーションズ
  助成=令和元年度 文化芸術創造拠点事業
 

【出展作家】
鈴木 真衣子、髙畑 紗依、早石 萌莉、范 銘珊、肥後 亮祐、森井 沙季

 

【関連イベント】
-アーティスト・トーク-

6 月1 日(土)午後2 時から、 タレントでアートプランナーとしても活躍し、A - Lab のアドバイザーでもあるおかけんたさんをモデレーターに迎え作家とのトーク。
定員先着30 人。当日直接会場へ。

 

 

【出展作家プロフィール】

 
 
 
 
 
 
 

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鈴木 真衣子 Maiko Suzuki

1995 京都府出身
京都市立芸術大学 美術学部美術科版画専攻 卒業

【主な展覧会】
2019「artDive2019 Action 展」、みやこめっせ、京都

【受賞歴】
2018「第11 回大野城市まどかぴあ版画ビエンナーレ」まどかぴあ未来賞
2018「第43 回全国大学版画展」優秀賞(町田市立国際版画美術館収蔵)
2019「2018 年度 京都市立芸術大学作品展」市長賞

【自身の作品について】
自分が面白いと思ったことを人に説明するために制作をしている。また、人の頭の中で勝手に動いて展開してしまう作品を作りたいと考えている。今取り組んでいるテーマは、日用品の「分解」である。「分解」で伝えたいことは「人間は現実にはあり得ない状況でも想像できる」ということと「人間は普段物を見るとき、実際には表面しか見えていなくても、内部をイメージしながら物を捉えている」ということだ。私が木版画で表現する理由は、木版画という技法に、下絵、分版、版木へのトレース、彫り、刷り、とイメージを繰り返しなぞる行程があるからだ。私にとってそれらの行程は、モチーフの構造を捉える過程である。

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鈴木 真衣子|筆洗|2018

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鈴木 真衣子|木工用ボンド|2019

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鈴木 真衣子|マグカップ|2018

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鈴木 真衣子|鯖|2019


 


 

 

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髙畑 紗依 Sae Takahata

1993 大阪府出身
京都精華大学大学院 芸術研究科芸術専攻版画領域 修了

【主な展覧会】
2016「山びことグローブ」(kara-S、京都)
2016「京都精華大学大学院研究発表展」(京都市美術館、京都)
2016「連鎖とまたたき」(京都精華大学ギャラリーフロール、京都)
2017「タユタユ」(AMUCA、京都)
2017「まばたきの数だけ (KUNST ARZT、京都)
2018「あけくちに長靴」(京都精華大学対峰館 101 教室、京都)
2018「第8 回新鋭作家展二次審査」(川口市立ギャラリー・アトリア、埼玉)
2018「ニューミューテーション 変・進・深化」(京都芸術センター、京都)
2019「京都精華大学展 2019 大学院 2 年修了制作展」(京都精華大学、京都)

【受賞歴】
2018 「第8 回新鋭作家展」 入選
2019 「京都精華大学展 2019」 理事長賞

【自身の作品について】
輪郭線は、ある視点から眺めた時に見えるそのものらしい形をたどることで浮かび上がる、対象と周囲を隔てる境界線です。 人によって違って見えているような曖昧なもの、形、関係、様々なものを確かめる・可視化する手立てとして 線は存在しています。輪郭線をなぞっていくうちに、どこからどこまでが一つの物の形なのか、どこで線を引くべきなのか境があやふやになっていきます。さらに、解体することで、ただの線になり、本来の意味を失ってしまいます。形をなぞり線を描き、さらにそれを解体する工程を経て、空間に線を散りばめます。それは、ものの形、線のありかについて問いかけるための作業だと考えています。

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高畑 紗依|ビューポイント|2018 |Photo by Oshima Takuya

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早石 萌莉 Moeri Hayaishi

1996 大阪府出身
京都精華大学 芸術学部造形学科立体造形コース 卒業

【主な展覧会】
2017「寄り添う展」(京都精華大学ラウンジ、京都)
2017「第11 回京都高瀬川彫刻展」(高瀬川、京都)
2018「10th SPROUT」(galerie16、京都)

【自身の作品について】
木で海に関連するものを制作しています。

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早石 萌利|motto|2018

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范 銘珊 Rice Mingshan Fan

1991 中国出身
2014 ロチェスター工科大学写真学科卒業、ニューヨークのFine Art Printing Lab Supreme Digital で働く
2015 来日
2019 大阪芸術大学大学院修士課程写真専攻 修了

【主な展覧会】
2012「Box Squared」、The Centre for Fine Art Photography、コロラド
2012「RIT Annual Juried Honors Show」、SPAS William Harris Gallery、ロチェスター・アメリカ)
2013「Draft 11」、The community Darkroom、ロチェスター・アメリカ
2014「Dossier Outpost」、Oranbeg Press、ニューヨーク・アメリカ
2014 「Veinticuaatro punto de vista」、University Gallery、ロチェスター・アメリカ
2014「The state of Things(卒業展示会)」、SPAS William Harris Gallery、ロチェスター・アメリカ
2014「RIT Annual Juried Honors Show」、SPAS William Harris Gallery、ロチェスター・アメリカ)
2014「Draft 11」、Juried Publication
2014「Wondrous Indeed with Philip Toledano」、The Centre for Fine Art Photography、コロラド・アメリカ
2015「Oversea Students」、Magazine、中国
2015「Going North」、Oranbeg Press、Online)
2017「写真から写真へ」、ら・しい ギャラリー、奈良
2018「Identity」、OURS Photography Magazine、online
2018「In・visible」、大阪芸術大学体育館ギャラリー、大阪
2019「三休橋筋国際学生フォトフラッグ展」
2019「SELF」、ブルームギャラリー、大阪

【自身の作品について】
主に自己意識と自己認識を主なテーマとして作品制作に取り組んでいる。また、写真以外にもビデオや彫刻などのさまざまなフォーマットを試している。

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范 銘珊|wedding-2|2017

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范 銘珊|Broadcast Gymnastics|2014


 


 

 

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肥後 亮祐 Ryosuke Higo

1995 北海道出身
2019 京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース 卒業
2019 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻構想設計 在籍

【主な展覧会】
2017「浮遊園地」、theSITE、京都
2018「写真新世紀展2018」、東京都写真美術館、東京
2018「あけくちに長靴」、京都精華大学T101、京都
2019「京都精華大学展 卒業・修了発表展2019」、京都精華大学、京都
2019「KINO PRINT 2019」、ギャラリーヒルゲート、京都
2019「写真新世紀 第41 回公募 受賞選抜展 KG+ 2019」、GALLERY Ann、京都

【受賞歴】
2018「キヤノン写真新世紀」佳作

【自身の作品について】
見れていなかったノイズ(背景)が見たいものへと反転する時、意識するまでの潜伏期間に起こった事を考えたりする。背景として処理される前の環境や状況について考えながら制作している。

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肥後 亮祐|oozing|2018


 


 

 

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森井 沙季 Saki Morii

1996 兵庫県出身
京都造形芸術大学油画コース卒業
京都造形芸術大学大学院美術工芸領域彫刻分野 在籍

【主な展覧会】
2018「Exhibition#001 いま、絵を ということ。」、京都造形芸術大学、京都

【自身の作品について】
人が思い描く「夢」というのは常に「理想」と「虚構」、この2つに引き裂かれている。色鮮やかな「理想」が否定へと変質した際、仄暗い「虚構」が現れ次第にその鮮やかな色が明度を奪われ、朧げな色彩へと変容してしまう。
人が夢を叶えるプロセスは光と影、表と裏、相反する2つの要素が互いを飲みこみ合い、ブラッシュアップされて行き辿り着くものだ。私はその過程を美しく思いキャンバスへと写し込む。

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森井 沙季|certification|2018

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森井 沙季|Exit|2019

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森井 沙季|image|2018


 


 

 

会場風景

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